私が自転車を辞めるわけ、始めるわけ
私は定期的に自転車に乗り、定期的に乗らなくなります。
ぼんやりと何故そんなことになるのかを振り返ってみます。
はっきり言って割と暗いしネガティブな話題が続きますのでご注意を
まず自転車を手に入れた頃。
私はまだ高校生で、勇気を出して自転車を知り合いから購入しました。
ですが私のロードは大きさが微妙に合っていない。
165の私に対し、サイズ的には170以上推奨のモデルだったんですよね。
そして当時の私は今以上に体力も、財力もなかった。
何より当時は外出するのに許可が必要で面倒だった。
そんな理由で50km乗って挫折した事を覚えてます。
そして引越しを機にロードバイクを押入れにしまい数年の月日が流れます。
次に乗ったのは大学生になってから。
大学生の時は兄の家に転がり込んでいたので外出に許可は入りませんでしたが、急で細い3階までの階段を登る家でした。
しかも途中で折り返しがあり、自転車の上げ下げに困難を伴う。
更に苦学生だった私は週に6日バイトをしており、余裕もなかった。
そして就職。色々な理由から自転車を兄の家に置いたまま県外へ就職、仕事を辞めて戻ってくるまで置いたままにしていました。
ただ、街乗り用の自転車に乗って20キロ走ったり、ローラー台を買ったのはこの頃です。
ブラック企業に働いていて、ほぼ鬱みたいになっていました。
この頃を知る友達はあんまりいないです。
連絡すらほぼ取らずにずっと一人で過ごしていました。
そして数年の月日が流れます。
仕事を辞め、東京に戻ってきた私は抜け殻でした。私のせいで結婚目前まで行っていた彼女と別れて、全てがどうでもよくなっていました。
就職しながら時間を持て余した私がやったのは暴飲と無理なダイエット。
自分の事などどうでも良くて、仕事もしてなかったので3ヶ月で12キロ痩せました。
久しぶりに会った人にはすごく心配されて、お酒も取り上げられたりしました。
あの時は週に1リットルはウォッカを飲んでいたし、お酒しか飲まない日もありました。
確かこのブログを始めたのがこの頃です。
お酒に溺れても、自転車に乗っても、過去の事ばかり考えて、気持ち悪くてしょうがなかった。
ただ、自転車に乗って体力の限界まですり潰すと意識が朦朧としてその時だけは考えずに済んだ。
死ぬ事を望み続けていたんですよね。
時間だけは潤沢にあったからたくさん自転車に乗りました。
そして、膝を壊しました。
はっきり行って私は他の人より体が弱く、自分を守る気がないという一点だけでかなりの距離を乗っていました。
そしてそれは負担となり、肩こり、腰痛、膝痛へ。
歩くことも困難になり、仕事が忙しくなってきたこともあり乗らなくなりました。
他にもロングライドにかかる費用が辛かったことや、窃盗による不安。迷子になることへの心理負担がありました。
一番ロードバイクが嫌いになったときかもしれません。
またこの頃から職場で飲み会が頻発し、自転車通勤も出来なくなり、職場の環境も変わりました。
そして今に至る。
未だに元カノを引きずっていることも、乗る理由も変わりません。
体重が増えてきたので乗り始めました。
また、ある人と会うかもしれないのが理由の一つでもあります。
そして昨日久しぶりに外に出た時に思ったことは、自転車は楽しいと言うこと。
私はきっと、自転車が好きなのでしょう。
だから不安を解消するためにお金を使うのでしょうね。
いつか、誰かと一緒に楽しくロングライドしてみたいです。
そうすれば、何かが変わるのかなぁ