腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)の対応
今回はダイエットから離れて自転車に乗って起きる怪我のお話
実は私は腸脛靭帯炎を患っています
腸脛靭帯炎って何か?
まず腸脛靭帯とは、骨盤外側から始まって脛の骨(脛骨)外側に付着する靭帯で、骨盤・股関節・膝の安定を保っています。
この靭帯が炎症を起こすと膝を上げ下げする時に膝の激痛が走ります。
初めは運動時のみだったものがひどい時は歩行困難なレベルになります。
一般的にはランナー膝と呼んだ方が通りがよいかもしれません
原因はオーバートレーニングとフォームが悪いからだと言われていますが割愛
詳しくはググってくださいませ?
さて、私が患ったきっかけは昔の月間1500 kmを目指した時のオーバートレーニング。
痛みを無視して乗り続けていたら悪化し、三ヶ月ほど歩くのすら苦慮するレベルに
あまり治療法もなく、筋のストレッチとアイシングが重要だと言われました。
ブログを見れば分かりますが、それからしばらく自転車に乗らない期間が続きました。
その間に歩くほどなら痛みはたまに出るレベルにまで落ちつきました。
ここまで書いたら予測が出来そうですが、ダイエットの為に乗り始めたらまた痛みが!
痛みには強い方ですが、やる気に差し障る。
で、アイシングをしてみましたがそこまで改善されるわけではなく、あくまで痛み止め程度の効果
膝を重点的にマッサージしていましたが、色々体を触っていると、腸脛靭帯が痛むことが判明。
太腿の側面を押すと膝に痺れるような痛みが走ります。
で、じゃあ腸脛靭帯を揉めば治るかというとそうでもなく
そもそも抜本的問題は腸脛靭帯が張っていて、膝関節に擦れるからです。
であればどうするか。
体を触っていると答えにたどり着くものです。
答えは中臀筋にありました。
中臀筋はお尻の奥にあるコアマッスルの一部で、腰痛の原因になることで知られています。
膝からさかのぼって、腿、お尻に差し掛かった時のこと、中臀筋を押すと腸脛靭帯、そこから膝まで痛みが走ります。
つまり、私の場合は中臀筋が凝り固まっていたせいで腸脛靭帯が張り、結果的に膝の痛みに結びついていたようでした。
原因がわかればあとは簡単、中臀筋のマッサージをすれば良い。
これが痛いんですよね
腰痛が酷くて痺れるほどの人でも、マッサージすれば痛みがなくなるほどの劇的改善が見られるんですが、大人が叫ぶ程度には痛いです。
足をまっすぐ下ろしてる状態だと押しても大臀筋が邪魔をして中臀筋が押せません。
なので膝を曲げて横になり、お尻の凹んでるところを押すと中臀筋にダイレクトアタックが出来ます。
マッサージを人に頼めるならいいですが、一人の方はテニスボールを床に置いて、中臀筋で踏む感じでマッサージするのが良いですね。
再度書きますが痛いんですよ
自分で痛いのを自覚しながらお尻を乗せていくのです。
勇気がいりますよね?
ちなみに先に書きましたが腰痛にも効果があります。
私は自転車に乗ってシャワーを浴びた後にやってますが、ロングライドをした後ほど痛いです。
腹筋と背筋が鍛えられて程よく姿勢がとれれば改善される予定なんですが、気長にトレーニングしていくしかないですねー