自転車乗りの距離感と時間感覚の話
自転車に乗っているとどんどん距離感覚と時間感覚がずれてくる話。
ロードバイクに乗っているとより遠くに行くようになっていきます。
初めは30km、50kmが遠くに感じていたものが気づけば100km、200kmが当たり前に。
それを話すと自転車に乗らない人は「え? 車で行く距離でしょ?」って言われます。
まあ、当然なんですけどねw
距離感覚がずれていくのはまあいいんですけど、時間感覚がずれるのが微妙だったりします。
如何にロードバイクが時速30kmを出せる乗り物でも、100km走れば3時間以上掛かるんです。
というか、信号で止まる時間を入れれば4時間はほぼ確実にかかります。
200kmなら8時間です。
移動に8時間。趣味だから許されるけど、そうじゃなければ飛行機で違う国にも行ける時間です。
だから、2時間の移動時間とか私にとっては普通ですが、果たしてそれが一般の人の移動感覚と一致しているのかといえば???です。
そして何より自転車に乗る感覚について
「休みの日何をしてたの?」
「自転車乗ってた」
「どこ行ったの?」
「え、うーん。別にどこも」
ていう会話も良くしますが、私は自転車に乗るために自転車に乗っているだけなので、理解されることは難しいです。
私は一般人の感性を忘れないように気を付けてますが、やはりずれてるとは思うんですよね。
多くの人にとっては自転車は移動手段にすぎません。だから自転車に乗るのは目的地があって、その目的地に行くために乗るものです。
この感覚のずれは間違いなく埋められません。
まあ、趣味なんてそんなものですが。
でも、移動時間が1時間を超えることに抵抗がなくなるのは、感覚がずれてきているということを忘れると話が合わなくなるから注意ですw
このずれって結構話が合わなくて困ることが多いので、意識してますねー