道路は誰のものか?
先に答えを言えば、みんなの物です。
ですが、それを分かっているはずなのに自由に振舞う人が多いのですよね。
では、まず自転車について考えてみましょう。
自転車は軽車両扱いなので原則車道の左車線を走る事になります。(危険な場合は歩道を徐行して車道側を走る事が出来ます)
右折をしたい場合は二段階右折が必要です。
また、ブレーキの装備義務、ベルの装備義務(これは条例)
夜間走行時等は前照灯と灯火と、反射板または尾灯を灯火する義務があります。
車道での並走は原則禁止。並走可の看板がある、または追い越す場合の一時的な並走は許可されています。
自転車に速度制限はありませんが、道路毎に決められている速度制限は遵守する必要があります。
抑えておくべきはこの辺でしょうか?
ちなみにライトについては装備義務ではないので、自転車に取り付けなくても自分に装備していればオーケーです。
あとは傘差し運転や片手運転、イヤホンは危険運転に該当しますから根本的にアウトです。
傘を固定する器具もありますが、あれは積載違反ですし、もし事故を起こせば安全運転義務違反になります。
詳しくは道路交通法について勉強して欲しいのですが、取り敢えず先に進みます。
スポーツ自転車(ロード、クロス、マウンテンなど)に多いのが信号無視、速度超過、歩道を徐行しない、停止線無視、二段階右折無視、装備義務違反(ベル)この辺りでしょうか?
ママチャリなどに多いのが
信号無視、歩道を徐行しない、無灯火、並走、危険運転(スマホや傘差し、イヤホン)、逆走、ベルの使用 この辺りでしょうか?
次に自転車に乗っていると遭遇する路上の禁止行為
歩行者
信号無視、車道を横断
自動車
路上駐車、ウィンカー不使用、速度超過、過剰な幅寄せ(危険運転)、2重追い越し
さて、再度問います。
道路は誰のものでしょうか?
ひとつひとつは大した事じゃないかもしれません。
例えば真夜中の車が走っていない信号を守らなくても危険じゃないかもしれません。
もちろん違法行為なので、警察は取り締まる事が出来るでしょうが、すべてが取り締まり可能な訳ではありません。
しかし、警察以外は取り締まる事が出来ません。
注意すら下手すれば脅迫罪になるかもしれません。
しかし、これらの道路交通法違反は、個人が少しだけ気をつければほぼ全てが解決するものだったりします。
つまり、モラルの問題ですね
ロードバイクに乗っていると色々な局面に遭遇します。
また、ロードバイクは危険な存在だと思われている事も事実です。
であるならばロードバイクは安全だと思って貰うために必要なのは規範になる行動です。
ロードバイクの偏見を少しでも減るように、規範になる行動を取って欲しいといつも思います。